2023/12/12
当院における感染対策と受動喫煙予防について受診前にお読みください
現在の感染症の取り扱い方 (令和5年11月記載)
(コロナやインフルエンザを含めた)
5類になっても、感染症の流行は継続的に継続しています。
当院では、通院患者様の感染拡大予防とスタッフの感染による診療の停滞を防ぐため、感染症を疑う症状(発熱、鼻水や咳、のどの痛み、下痢など)のある方の直接来院は控えて頂く様にお願いしています。
まず電話にて、受診希望をお伝えください。
直接来院された場合は、一度ご帰宅頂くか、待機場所にて長時間お待たせする場合があります。
ご了承ください。
発熱が現在はない方においても、スタッフの聞き取りにより発熱外来として取り扱う場合があります。
その時々の状況により、受診来院時間や受診の仕方(お車等にてのドライブスルー診察)を検討させて頂きます。
ご理解ください。
注意をお願いします
☆自宅での検査キットにおける陽性には意味がありますが、検査キット陰性の場合には再検査が必要です。
(医療機関で検査陽性に出る方は多数います。)
☆昨日熱があったが、現在は出ていない事が感染を否定するものではありません。発熱が一度でも出た場合は、まずお電話ください。
☆調子が悪い状態で、午前、午後の診察前に他の方々と同じ場所で診察を待つ事は感染拡大の原因になりますので、慎重なる行動をお願い致します。
☆コロナやインフルエンザの検査キットは、発熱後ある程度の時間経過後陽性になります。
最低でも6時間~12時間前後の経過は必要です。早期の検査にて診断が出来ない事を十分にご理解下さい。
受動喫煙防止のお願い
当院は循環器内科を標榜しております。基本的には喫煙に関しては強く禁止を指導しています。
たばこの煙には三大有害物質であるニコチン、タール、一酸化炭素の他にも70種類以上の発がん性物質が含まれています。
普段たばこを吸わない人は、たばこの煙に対する感受性が高く、他人の煙を吸うと、少しの量でも大きな健康被害を受けるという報告があります)。
また、2016年8月には国立がん研究センターより、受動喫煙による日本人の肺がんリスクは約1.3倍になることが発表されるなど、受動喫煙のリスクは科学的にも証明されています)。
三次喫煙(サードハンドスモーク)をご存知ですか?
「受動喫煙」は、喫煙中の人が近くにいることでタバコの有害物質を吸入してしまうものです。
「三次喫煙」は、その場で吸っていなくても、タバコを吸ったあとの息に含まれる有害物質や、喫煙によって服や髪、家具などに付着・残留した有害物質を吸入してしまう事態を指します。
タバコを吸った後も30~45分間は喫煙者の息から有害物質が吐き出されることが報告されています。
(喫煙後の呼気に含まれるガス状物質(TVOC)産業医科大学 大和浩教授)それが原因で、喘息発作を起こす人もいます。
以上より当院では喫煙者で受診時にたばこ臭の酷い方には、受診前1時間の禁煙をお願いしています。
守れない方においては、待機時は屋外、診察室を別室で行う場合がある事をご了承ください。
当院におきましては、通院患者様や当院医療スタッフの感染被害やたばこによる健康被害からの防衛のため以上の点をお守り頂けますように、よろしくお願い致します。